かかりつけの先生

待合室には毎日いろいろな患者さんがこられます。

Aさんは、先生に紹介状をもらって大きな病院へ検査に行かれる。
Bさんは当医院で心臓の詳しい検査。
Cさんは血圧を測り薬をもらうため。

当医院ではかかりつけの先生と言う考えが患者さんの中で しっかり根付いています。
自分の身体の状態をしっかり把握してもらい、 専門外の分野は先生の紹介の医者にかかると、返事が必ず先生のところへ戻ってくるので、先生に相談に乗ってもらえるのです。

先日は夜中に急病になった患者さんが救急車で病院に運ばれましたが、「もらっていた結果表が役に立ちました」と、 喜んでおられました。

検査をした時に必ず書いている報告書で、患者さんの現在の様子から既往症、使っている薬剤名、日常習慣(酒、タバコ)、家族暦、体重などなどすべて過去のデーターとともに一枚の紙にまとめて書いてあります。

急病の時本人について早く正しい情報が届くので、 救急隊員の人も医者もとても助かります。
本人にとっても早く適切な 治療が行われると思います。
また皆さんご自分も検査を受けた時はデータだけをもらうのではなく 既往症、日常の血圧、家族暦、生活習慣などをまとめて紙に書き、分かるところに置いておくと緊急の時に役立ちます。


どんな科の病気も、かかり付けの信頼できる先生に相談にのってもらいましょう。


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