新年のご挨拶



新年 明けまして おめでとうございます。

 新しい年を迎え、一年の計画をたて、その実行に決意を新たにしていることと思います。私も医療者として、まだまだ頑張るつもりでおりますので、どうぞよろしくお願い致します。

 昨年は、世界的にもイラク戦争やテロにより大勢の痛々しい犠牲者が出ました。
 日本の医療界においては、手術ミス・輸血ミス・お薬の間違いがテレビや新聞等で報じられ、医療に対する不信感が生まれました。
「入院したら安心だ」とか、「医者にかかっているから心配ない」という、お互いの信頼関係が崩れるような出来事でした。
 これらの原因については、医療者の過労・医療技術の問題等が言われておりますが、相互のコミュニケーションの問題については、あまり注意が払われていないようです。
これは非常に大切なことで、医療者及び患者さんが今すぐからでも出来ることです。 何でも言えるようになっている細かいことまで相談できる関係になっていることが大切で、このコミュニケーションがとれてはじめて、安全でしかもレベルの高い医療が行われるものと思います。

 説明を聴いてわからないところは何度でも尋ね、納得して行われる医療(説明と納得の医療)、家庭血圧測定など患者さんと相談しながら進めてゆく医療(患者さん参加型医療)で、この一年を、お互いに有意義な実りのあるものにしたいと思っております。



                                   院  長


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