なぜ心臓ドックが必要なのでしょう
- 特に食餌の欧米化の結果、日本人の心疾患による死亡率が増えています。
そのため、日本人は心疾患にこれまで以上に注意を払う必要があます。
- 後述しますが、「心疾患になりやすいグループ」に属する人は、出来るだけ早い時期に心臓の精査をする必要があります。
それにより早期診断、早期対応が可能になります。
- 早期診断、早期対応は他の臓器疾病の場合も大切ですが、特に心疾患の場合は症状が出てきたときには、病気は既に大分進んでいるのが殆どで手遅れになり、大手術が必要になったり、また最悪の場合、急性心筋梗塞のように最初の発作で死の転機を取る場合も少なくありません。
- では現在行われている人間ドックで、心疾患の予知は可能でしょうか?
残念ながら殆どの場合、満足の出来るものでは無いように思われます。
特に人間ドックの検査の範囲内では、心臓・脳の早期診断は難しいです。
なぜなら、これらには特別の検査が必要だからです。
- 心疾患または心疾患の芽を早期に発見し、進行を阻止し、快適な老後を送っていただくのが心臓ドックの目的です。
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