肝臓病




【C 型 肝 炎】

   血液製剤や輸血での感染が多かったのですが、現在では厳しくチェックされているので
   この面からの感染については殆ど心配ありません。
   また医療従事者が、注射のとき誤って血液の着いた注射針でのケガが原因となることが
   あります。
   特殊な場合ですが刺青も感染源になります。
Q:では感染に対しては一般の人はなにも心配しなくていいのですか?
A:C型肝炎のウィルスの量は少ないので、日常生活で感染する事は
  ほとんどありません。
Q:C型肝炎と分ったらどんなことに注意したら良いのですか?
A:C型肝炎は慢性化する事が多く、肝硬変・肝癌という経過をたどりやすい
  病気です。
  病状は急性の場合は、発熱・だるい・食欲が無いなどですが、
  慢性の場合、こういった症状はほとんど何もありません。

  治療は、まず病気の進行を押さえるため、「インターフェロン」の治療を
  おこないます。
  これが不可能な場合は、注射用の「グリチルリチン製剤」・「漢方の
  小柴胡湯」・「ウルソデオキシコール酸」等を使って治療します。
  また、日常生活ではタンパク質を充分とり、飲酒と過労を避けることが 
  とてもたいせつです。


詳しくは、病気のお話『C型慢性肝炎について』を参照下さい。


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